車のメンテナンスにかかる費用 特に車検の時にお金を借りたくなります

地方在住者にとって、車は必須アイテムです。
通勤等で車を使えない、または使う必要のない公務員や中心市街地在住者を除けば、車を使わなければ生活が成り立たないといっても過言ではありません。
でも、多くの方が周知の通り、車には「維持費」というものがかかります。
洗車代、ガソリン代、年に1回の自動車税などなど…
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長年乗っていれば、その分、機械的な面でのメンテナンス費用も発生してきます。
その中でもっともキツイと感じるのが2年に1度の「自動車検査登録制度」、略して車検です。
薄給の者にとって毎月のガソリン代などもヒーヒー言いながら捻出しているにも拘らず、
2年に1度という(個人的には)ハイペースで訪れる車検は脅威以外の何物でもありません。
「毎月コツコツと貯めればいいじゃない」 「安い車検なんていくらでもあるよ」
という声が聞こえてくるようですが、確かにその通りです。
個人的な経験としましても、安い車検を探してやりくりしてきました。
でも、どうしてもキツクなる時があるんです。
子供が生まれた、進学した、友人が結婚したなど、
スズメの涙をコツコツ集めたとしても、何かしらの出費というものはあるもの。
そんな中で車検の案内が届こうものなら、「お金を貸してくれ」と思ってしまうことが当然あります。
ちなみに、車検は「分割払い」がききませんので、原則的には一括払いとなります。
クレジットカードで支払い、その金額を後ほど分割払いにすることは可能ですが、当然、金利手数料が発生し、結局、余分な経費を支払うことになります。
現在、軽自動車の販売台数が伸びているとのニュース報道等を見聞きすることがありますが、
その背景には、車はどうしても必要だから、維持費の安い軽自動車が選ばれているという背景もあると思います。
元々燃費の高さがウリだった軽自動車ですが、最近ではさらに性能が向上し、月に1~2度の給油で十分事足りる場合も少なくなり、
今年(平成27年)4月1日から少々値上がりしましたが、それでも毎年の自動車税は普通自動車に比べれば十分に安い設定となっています。
この辺をまとめますと、普通自動車から軽自動車に乗り換えることで、毎月の維持費を少なくすることができ、
その分、2年に1度訪れる、車検の費用を積み立てることが可能になる、ということです。
ただし、上記でも紹介したように、そんな簡単に事が運ばないのが、大きく言えば人生というもの。
また子供が小さかったり、普通自動車の良さを身に染みてわかっている人にとっては、
簡単に軽自動車に替えようという発想もなかなかわきにくいもの。(ちなみに今の軽自動車は「なかなかの良い値段」です)
結局は、「あぁ車検だ。お金がない。誰か貸してくれ」となり得る場合も少なくないのです。
これまで述べてきたことは個人的な意見であり、多くの反対意見があると思います。
薄給の中でやるべきことをする。そして、副収入などで少しでも手取りを多くするなど、
対処法はいくらでもあると考えられます。
車検が来るのは車所有者なら誰でも分かっていることなので、
小さなことからコツコツと取り組み、「お金を貸してくれ」と思うことなく、
つつましく生きていくことが大事なのかもしれませんね。