福岡県の老舗旅館が、大浴場のお湯を週1回以上交換すべきところを、年2回しか交換していないとして、物議を醸している。
同旅館は公式サイトで「大浴場の設備点検のため、入浴可能な時間帯を変更させていただきます」と発表した。その後、同旅館は報道を事実と認め、謝罪した。
問題の旅館は、福岡県筑紫野市にある「二日市温泉大丸別邸」で、創業は1865年。
福岡県の条例では、公衆浴場はろ過装置を備えていても、週に1回以上、湯を完全に入れ替え、清掃することが義務づけられている。
NHKニュースなどによると、大丸別荘はお湯の一部を循環・ろ過して毎日使っており、消毒用の塩素を注入していなかったという。
保健所の検査で、一時、基準値の3700倍のレジオネラ菌が検出された。この旅館が虚偽の報告をしていたため、福岡県は罰則の適用を検討している。
大丸別荘の大浴場の湯は年に2回しか入れ替わらないが、宿の公式サイトでは報告を事実と認め、謝罪している。
浴場では日常的に使用する湯の一部を循環ろ過し、消毒用の塩素注入を怠っていたため、保健所の検査で一時、基準値の最大3700倍のレジオネラ菌が検出されたという。
改善策として、入浴可能な時間帯を変更し、毎週月曜日午前0時にお湯を入れ替えると発表した。
迅速な謝罪はよかったが、一度傷ついた信頼を回復するには時間がかかる。例えば、お客様が再び安心して入浴できるように、毎週お湯の入れ替え状況をホームページで報告するなど、誠意を見せることが必要かもしれません。また、今後の運用についても報告することが重要だろう。
福岡県は罰則の適用を検討しているとのことで、今後の展開に注目したい。
私もこのニュースを見て残念に思った一人です。いい温泉でしたので、復旧を心から願っています。
今回の事態は、少しの謝罪と今後の運営継続による改善で解決できることなのでしょうか?
県はなぜ厳正な処分をしないのか。
温泉旅館としての基本をここまで逸脱するのは言語道断です。
明らかな健康被害は最近報道された事件だけかもしれないが、そのような状態で営業を続けてきたことは明らかであり、自主的に廃業しないのであれば、県として廃業・閉店の措置をとるべき。
今日は以上です。