生理痛が酷いか軽いかは人によってそれぞれなので捉え方が違う

私にとって生理痛は学生の時に生理が始まったときから社会人の今に至るまで酷く辛く仕事や日常に支障が出るほどのものです。
だが、社会人になってから思ったのは職場で自分の先輩が生理痛が重い人にあたるか、軽い人にあたるかで全然変わってくるということがわかったのです。
自分と同じように生理痛が酷くて悩んでいる先輩と一緒に働いているときは、生理休暇をお互いに取り入れたり、それでも出勤しないといけないときは、男性の目を盗んでは程よく休憩をいれながら仕事をしたりできたので、なんとか生理が来るたびに乗り越えながら仕事をこなすことが出来ました。
今であれば低用量ピルを使うなどの対処も可能です。ピルは入手するまでのハードルが高いと思われがちですが、最近はオンラインで診療してくれるサービスも増えており、スマルナなどはその代表例と言えます。
スマルナはスマホにアプリを入れれば、ピルを処方してくれる医師を選択しそのまま診察を受けることが可能です。診察後は郵送で実際の低用量ピルを送ってもらえるので病院に行く手間がありません。
スマルナの口コミを見ても実際の利用者から評判が良いことがわかり、病院などにいきにくい場合や診察時間が合わない場合でも利用できる心強いサービスです。
違法なのではといった指摘もありますが、医師の適切な診察も行われた上で日本国内の正規のピルを用いているため、違法ではなく安全に使えるサービスです。
しかし、今でこそ低用量ピルの選択肢も考えられますが、当時は一般的でなくあまり考えられませんでした。
転職をした際に、生理痛が軽い先輩や同僚ばかりの職場に入ったときは、その職場の中で一人生理痛が酷い子がいた時に、たかが生理痛ごときで会社を休まれても困るという風に陰口をたたいたり、それどころか直接本人に言ったりもしていました。
私の場合は本当に生理痛の薬も効くまで2時間くらいかかる上にやっと薬が効いてきたと思ってもまだジワジワ痛いのを顔をゆがめながら1時間から1時間半位過ごせる程度であり、それが過ぎるとまた痛みが出てきてうずくまってしまうほどでした。
なので、その職場に勤めていた時は生理の度に風邪で休むなどして、生理で休むということが言えずに辛い思いをしてきました。
唯一の救いは、生理が毎月定期的に必ず来るわけではなく、昔から不順だったので2か月に一回位のペースで来るので、この辛さが毎月だったらと思うとかなりの苦痛を強いられていたと思います。
でもこの生理痛が重い人の痛みは当人にしかわからないと思います。
周りの友人にも生理痛が酷いと話しても、ふーんそうなんだ。確かに私も今生理痛だから痛いよ。みんな生理の時はおなか痛いんじゃないのと平然とした顔で言っていましたが、その平然とした顔で言えるレベルではない人の辛さは、当人でないとわからないんだろうなと思いました。
働くうえで、生理痛が一番の悩みなので本当に重い人の事も考えてくれるように生理休暇が取りやすい職場が沢山増えてほしいなと思います。
ただ、閉経になって生理が終わったら、生理痛の痛みが懐かしくなるし、生理痛があっても生理があった方が良かったなと思えるよと定年になった女性の先輩からも言われたことがあるので、確かに生理がなくなったら無くなったで、空虚な気持ちになるんだろうなとも思いました。
男友達と昔話をしてて思ったのが、生理で血が結構出てしまって貧血気味だと話したときに、そっか、生理だから血が数滴でるんでしょって言われました。
数滴でなく小さなコップにたまるくらい生理の血がでるんだよと話したら、全然信じてくれなかったので、男性にとっては女性の生理というのは、イメージが沸かず数滴落ちるくらいのイメージの人もいて、これだと尚更、仕事で生理休暇をとりたいと言っても理解を得難いんだろうなと思いました。