一般的な相場の50%程度が目安

もし車が事故を起こし、修理がされた車であれば、それは「修復歴車」と呼ばれることがあります。
一般的に、事故車は通常の車の価格の約50%程度で売買されることが一般的です。
つまり、車の価値が高いほど、売却価格が低下する傾向にあります。
ただし、軽微な損傷の場合は、売却価格に大きな影響はありません。
ただし、事故車(修復歴車)は、見た目が完全に修復されている場合でも、価格が減額される可能性があります。
特に高級車の場合は、売却方法を慎重に考える必要があります。
なぜ事故車の相場は低くなるのでしょうか?それは、ほとんどの乗用車がモノコック構造をしているためです。
この構造は、前後の衝撃を吸収するようになっていますが、特定の角度からの大きな衝撃を受けると、その衝撃が全体に波及してしまいます。
そのため、事故車は一部だけでなく、車全体が変形する可能性が高いです。
修復歴は点検整備記録簿に書かれることになります。
事故車は安全性に欠けるだけでなく、故障のリスクも高まるため、中古車市場での価格を下げる必要があります。
つまり、中古車の需要に合わせた価格が決まるため、事故車の相場は通常低くなります。