「挨拶」は必ずしも言葉に出さなくても伝わるものです。

挨拶の出来ない良い歳の大人がいます。しゃべることの出来ない障害を持っているのであれば別ですが、それだけで人として悪い印象になります。それでも、平気でいるので挨拶の大切さに理解が出来無いため、治ることは不可能でしょう。小さな子供でも当たり前のように挨拶するのに、何故挨拶できない大人がいるのでしょうか。恐らく、そういう大人は家庭内で家族間でも挨拶することなく育ったのだと思います。朝起きれば「おはよう」と言わずに育てられたのだと思います。そこからは、「ありがとう」とも言わずに不幸にも平気で過ごせる大人になってもおかしくありません。「挨拶」の語源は、「お互いの心を開いて, 相手の心に近づいていく」という意味だと言われています。また、「挨拶は魔法の言葉」とも言われます。コミュニケーションの第一歩としてのきっかけにもなる挨拶が出来なければ、それだけで、人として、受け入れられない人物と言うように思われても仕方がありません。残念ながら、そんな大人を見るにつけ、反面教師として自分を戒めるようにしています。横断歩道で停止して道路を渡り終えた小学生が振り返ってちょこんと頭を下げてくれる姿をドライバーとして目にしたときに、晴れ晴れとした良い気持ちになることを経験したことが無いのでしょうか。勿体ないです。